アメリカ世帯年収データ2017…米中流階級に必要な年収は?

インターネットで、気になる記事を見つけました。

アメリカの世帯年収データについて書いたこの記事…。

United States Household Income Brackets and Percentiles in 2017

アメリカの世帯ごとの年収がパーセンタイルになって書いてあるのですが、最近気になっている「アメリカ生活とお金」のこと…どのくらいの世帯年収があればミドルクラス(中流階級)でいられるかも合わせて調べてみました。

目次

アメリカの世帯収入パーセンタイル(転載)

まず、世帯収入のパーセンタイルデータですが、下記、左側のパーセンテージと右側の金額を照らし合わせ、「下位●●%の世帯の収入は●●ドル」といった見方をします。

  • 10%…$13,558
  • 20%…$24,000
  • 30%…$34,460
  • 40%…$45,442
  • 50%…$58,849
  • 60%…$74,570
  • 70%…$94,034
  • 80%…$120,954
  • 90%…$170,432

一部データを抜粋すると、上記のようになるとのこと。

ということは、総世帯の10%は、世帯年収が170,432ドル以上ある…ということになるのですが、日本の感覚で行くと、かなり多い気がします。

ちなみに…95%パーセンタイルは$225,196。

20世帯に1世帯は世帯年収225,196ドル以上と考えると、これまたとても多い印象です。

アメリカの中流階級の世帯収入とは…?

アメリカの中流階級の世帯年収は、ピュー研究所というワシントンD.C.に拠点があるシンクタンクによって定義されているのですが、それによると、

世帯年収が中央値の67%~200%の世帯

ということは、2016年データによると、アメリカ全土では大体$39,560 ~ $118,080がミドルクラスと定義されています。(中央値:$59,039)

年間40,000ドル弱から110,000ドル強までとなると、かなり幅があるように感じますが、それでもどちらもミドルクラス。

一応困窮せずに、それなりに生活していける収入と考えられているようです。

ただ、ピュー研究所の同じ定義を使って、州ごとの「ミドルクラス」世帯年収を算出すると、年収中央値の高い低いによって、少しまた違った結果なります。

ちなみにミシガンは…中央値:$52,492なので、$35,170~$104,980世帯収入がある世帯が、中流階級とされているそうです。

アメリカは格差社会?世帯年収統計からみる

日本のデータを見てみると、厚生労働省が2015年に発表したデータによる世帯年収の中央値は541万9000円とのこと。

中央値で見ると、あまりアメリカとは差が無いような気がしますが、アメリカの世帯年収パーセンタイルを見ると、やはり下層と上層が厚く、それでいて日本よりも下と上の金額の差が大きいのかなという印象です。

アメリカに住んでいて、全体的な印象は、やはり人並みの(安心できる)生活をしようと思うと、やはり日本よりかなりお金がかかる気がします。

何よりも家賃と外食費がとても高いのですが、外食費はまだしも、家賃は治安などを考えると、むやみやたらに削ることはできません。

私もまずは、ミドルクラスの1つ上、アッパーミドルを30代前半で達成することを目標にキャリアプランを考えていきたいと思います。

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