アメリカで住宅購入…新築で家を建てる際の値引きについて

ある全国展開しているビルダーで新築の家を建てようと思った際に気になった「新築物件のディスカウント」(値引き)について、備忘録的に綴ります。

不動産契約はとても複雑なので、私たちが見聞きした話や、実際の体験談を綴りますが、参考までにしていただければと思います。

詳細は、不動産エージェントの方、または各モーゲージ取り扱い金融機関にお問い合わせいただきますよう、お願いいたします。

中古物件は、すぐに現金化したい売り手の事情や、キャッシュでシンプルに買い取る場合など、値引き交渉がしやすい状況もありますが、新築物件を購入する際の値引きに関して、あまり情報がなかったので、購入を考えているビルダーや不動産エージェントなどから聞いた話をまとめてみました。

ローン成約時、金融機関を通しての値引き

まずは住宅ローンを利用する場合…。

私たちが見積もりをしてもらった金融機関いくつかで同じようなオファーを受けたのですが、ローンをそこで契約すると、数千ドル程度インセンティブがつく場合があります。

また、ビルダーによっては、すでに取引のある金融機関のモーゲージローンを”優遇金利”やインセンティブをつけて勧めてきたりするかと思いますが、金額も大きいので、小数点以下数パーセントの金利の違いも、最終的に支払う金額に大きな差を生みます。

このように、私たちが受けたディスカウントオファーには、一時金のインセンティブオファーや、優遇金利のオファー、そしてその組み合わせなどがありましたが、ご自身で納得のいくまで、いろいろな金融機関やモーゲージの種類をあたられるのがいいかと思います。

ちなみに、アメリカのメガバンクであるチェイス(JP Morgan Chase)も、モーゲージを新たに契約すると、少しだけキャッシュバックが受けられるキャンペーンなどをしているようです。

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500ドル…とは、私たちが見積もり時に受けたインセンティブオファーとしては、少なめの方ですが、預金残高やクレジットスコアによって、優遇金利が受けられる場合もあるので、私たちもいわゆる都市銀から地銀、信用金庫などなど、いろいろなところに見積もりを出してもらいました。

多くの選択肢の中から最善を選びたかったので…。

キャッシュ(現金)前払いによる値引き…ローン併用不可

現金払いの場合、中古物件などは、現金一括で払うから値引きして…などの交渉を行うこともできますが、新築の場合の値引き交渉はかなり難しい印象。

だって、ビルダー側にはあまり値引きをしてあげるインセンティブがないので…。

ある程度全国的に展開しているビルダーの話ですが、そのビルダーでは、クロージングの日付よりも前にキャッシュで支払うと受けられるディスカウントがあるとのこと。

ディスカウントの内容は、クロージングの日付から数えて、1か月の支払い前倒しにつき0.25%の割引だそうで、最大でクロージング日から数えて1年前に一括現金で支払うと、3%の割引が受けられるとのことでした。

家の購入ともなると、金額が大きいので、最大3%の割引といってもかなりの額の割引…。

ただ、ビルダーにもよりますが、売買契約を交わしてから1年も家が建たない(クロージングが売買契約の1年後)なんてことはないと思うので、最大3%の割引を受けられるケースは、ほぼないかと思います。

が…、それでも通常は売買契約から半年程度は家を建てるまでにかかるので、売買契約時に支払ったとすると、だいたい1%前後の割引にはなるかと思います。

一括払いでなくても割引が受けられる場合がある

これもビルダーによるかと思いますが、私たちが検討したビルダーでは、もともとクロージングの日付に全額の払い込みが終わっていれば良いという契約だったので、それ以前に支払いたい場合は、別に一括で払わなくても良いとのことでした。

(全額をクロージング前に…建設中に支払うという前提で、)分割払いの場合も、払い込んだ金額と日付に応じて、割引率を日割り計算をしてくれるとのことでした。

例:割引率0.25%/1か月、500,000ドルの家に対して

  • 500,000ドルの支払い:クロージングの日付より半年前

一括払いした場合、全額に0.25x6か月分の1.5%の割引が適用され、492,500ドルで購入できることになります。

  • 250,000ドルの支払い:クロージングの日付より半年前
  • 250,000ドルの支払い:クロージングの日付より3か月前

に支払った場合、250,000ドル分には1.5%の割引額が、そして残りの250,000ドル分には0.75%の割引率が適用されるとのことです。

ということで、クロージングの時に一括で500,000ドルの家が、上記のような分割前払いだと494,375ドルで購入できることになります。

現金で前払いすることによって、ビルダーはコントラクター(大工さんや施工してくれる業者さんなど)への支払いも早めることができたり、前払いで生まれたキャッシュフローを新たなビジネスに充てられることで生まれるメリットもあるので、現金前払いの場合に適用される割引制度を設けているビルダーもあるようです。

キャッシュでビルダーから新築住宅の購入を考えている場合は、当たり前のようにクロージングの日付で一括払いする前に、一度、売買契約を交わした際に聞いてみるのもいいかもしれません。

市町村(行政)が家の購入代金一部負担してくれる場合も…

私たちの場合は対象外でしたが、ある市町村では家の購入者に対して補助金を出してくれたり、低所得世帯向け住宅購入の補助金制度などもあるようです。

詳細については、各市町村に問い合わせるか、そのエリアに詳しい不動産エージェントなどに問い合わせるのがいいかと思います。

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