アメリカでFIRE(アーリーリタイア)を目指すエンジニア夫婦の記録|目標・戦略・進捗まとめ

我が家はアメリカ在住のエンジニア夫婦+子供2人の4人家族。2035年前後に金融資産$4M〜$5M(約6〜7.5億円)を達成して、FIRE(アーリーリタイア)することを目標にしています。

このページは、我が家のFIRE計画の全体像、考え方や戦略、使っているツールなどへ辿れるようにしています。

目次

我が家のFIREプラン概要

家族構成エンジニア夫婦+子供2人
目標時期2035年前後
目標資産$4M〜$5M(金融資産)
現在地目標の約半分まで到達
基本方針生活費を除く余剰資金は全額投資へ

収入は米国エンジニア2人分の世帯収入です。特別な副業や一発逆転はなく、「稼ぐ→使いすぎない→残りを全部投資に回す」をひたすら続けるスタイルで積み上げてきました。

なぜ目標額を引き上げたのか(3億円→$4M〜$5M)

実はFIREを目指し始めた頃の目標は「米国株3億円」でした。当時の記事がこちら。

アメリカでアーリーリタイア:FIREを目指したきっかけ

2020年5月9日

目標を大きく引き上げた理由は、子供が2人生まれたからです。子供の教育費(アメリカの大学費用は本当に高い…)、家族4人分の医療保険、そして子供に何かあったときのバッファを考えると、3億円でのリタイアは現実的ではないと考えるようになりました。

夫婦2人なら「Lean FIRE」(切り詰め型)も選択肢でしたが、子供がいる今は余裕を持った「Fat FIRE」寄りにプランを修正しています。目標は上がりましたが、その分リタイア後の自由度と安心感は段違いのはずです。

そもそもFIREとは?(アメリカ版の基礎知識)

FIRE = Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期リタイア)。アメリカ発のムーブメントで、基本になる考え方が「4%ルール」です。

年間支出の25倍の資産を作れば、毎年資産の4%を取り崩しても(歴史的には)資産が枯渇しにくい、という経験則です。我が家の目標$4Mなら、4%で年間$160,000(約2,400万円)を引き出せる計算になります。家族4人でも余裕を持って暮らせるラインとして、この規模を目指しています。

FIREにはタイプがあります。ざっくり言うと、生活費を切り詰めて早く達成する「Lean FIRE」、余裕資金たっぷりの「Fat FIRE」、資産形成の前半だけ頑張ってあとは複利に任せる「Coast FIRE」、パートタイムで働きながらの「Barista FIRE」。我が家は子供2人がいるのでFat FIRE寄りです。

我が家の資産形成戦略

1. 節税口座をフル活用する(401k・Roth IRA・HSA)

アメリカで資産形成する最大の武器は税制優遇口座です。我が家は夫婦それぞれの401k(会社のマッチング含む)を優先し、その上で課税口座での投資を積み増しています。米国在住でFIREを目指すなら、まず節税口座の上限を埋めるのが定石です。

2. 投資方針は「バイ&ホールド」

個別株やタイミング投資で勝負はしません。基本は買って持ち続けるだけ。方針を決めるまでの経緯はこちらの記事にまとめています。

アメリカで株投資を始めた経緯と今までの経過…最初は真似から!

2020年5月18日

米国株投資:2020年の投資目標額と方針…基本は配当重視のバイ&ホールド

2020年1月17日

アッパーマス層!?3000万円を運用するにあたって…アセットアロケーション

2020年5月27日

3. 入金力を最大化する

結局のところFIRE達成スピードを決めるのは利回りより入金力です。共働きを維持し、生活コストを上げすぎないことを大事にしています。

共働きで資産形成:入金力を高めるためにやっていること

2020年5月29日

2020年アメリカ生活の家計簿:中西部で生活する我が家の生活費予算

2020年5月26日

リタイアの地はまだ決めていない

以前は「ラスベガスでリタイア」を考えていました。州所得税なし、物価も手頃、エンタメ充実…子供がいなければ最高の選択肢だったと思います。

ただ今は、子供たちの人生の軸がどこになるのかを見てから決めたいと考えています。子供が進学や就職でどこに根を張るのか、日本とアメリカのどちらに縁が深くなるのか。リタイアの地選びは「税金と物価」だけでなく「家族の重心」で決めるものになりそうです。

アメリカでセミリタイアするならどこの州が良いのか?所得税率比較

2020年5月24日

【アメリカ移住】老後もアメリカに住むのか日本に帰るのか問題

2020年5月25日

進捗管理に使っているツール

資産全体の把握にはEmpower(旧Personal Capital)を使っています。複数の銀行・証券・401k口座を一括で見られる無料ツールで、FIRE進捗の確認はほぼこれだけ。登録手順は記事にまとめています。

Empower(旧Personal Capital)の始め方:無料登録の手順と最初にやりたい設定【2026年版】

2026年7月24日

「あと何年でFIREできるか」をシミュレーションしたい方はこちらの計算機も便利です。

現収入と支出を基にあと何年でアーリーリタイアできるか算出してくれる計算機が秀逸

2019年10月31日

FIREを目指す人におすすめの本

難しい理論書より、まず「お金の原則」が腹落ちする本から読むのがおすすめです。実際に読んでレビューした4冊です。

アーリーリタイアしたい?「バビロンの大富豪」に書いてある教えは現代にも適用できる

2020年5月11日

本物のお金持ちが書いたお金持ちになるための本「本物の大富豪が教える金持ちになるためのすべて」

2020年5月22日

“日本一簡単な「投資」と「お金」の本”は、投資に恐怖心を持っている方におススメ

2020年5月15日

シーゲル著「Stocks for the Long Run (5E)」を投資初心者が読んで…備忘録

2019年2月2日

よくある質問

Q. アメリカでFIREするにはいくら必要?

年間支出の25倍が目安です(4%ルール)。家族構成と住む州で大きく変わるので、まず固定費から逆算するのがおすすめです。

アーリーリタイアに必要な最低資産額は?固定費から考える

2020年5月14日

Q. リタイア後の医療保険はどうする?

アメリカでFIREする場合の最大の課題です。ACA(オバマケア)のマーケットプレイス保険を使う前提で、保険料を年間支出に織り込んで計画しています。ここは制度変更も多いので、リタイアが近づいたら詳しく記事にする予定です。

Q. いつ日本に帰る?それともずっとアメリカに残る?

我が家も答えが出ていない問題です。子供がいなかった時に考えていたことをこちらにまとめています。

【アメリカ移住】老後もアメリカに住むのか日本に帰るのか問題

2020年5月25日

が、子供ができた今、改めて考え中です。決め手にしたいのは制度やお金の損得ではなく、親のこと、そして子供たちの生活の軸がどちらの国になるのか、といった家族の縁だと思っています。

ただ、生活の基盤も子供たちの日常もアメリカにあるので、すでに薄らとですが、このままアメリカにいるのだろうなと思っています。

資産推移(パスワード保護中)

実際の進捗はこちらのページで記録しています。数字の推移を見たい方はどうぞ。(準備中)

保護中: アメリカ株:10年で運用額1億円を目指す記録。資産推移公開(毎月更新)

2018年9月29日

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