アーリーリタイアしたい?「バビロンの大富豪」に書いてある教えは現代にも適用できる

アーリーリタイアしたいですか?

アメリカでもFIREムーブメントが起きていますが、コロナの影響もあり、今後の人生についてや働き方について見直す機会が増えた方も多いのではないでしょうか?(FIREってなに?という方はこちら

私たち夫婦も、家で過ごす時間を使って、アーリーリタイアに向けての具体的な準備について話し合う機会が増えました。

準備といっても、すでに投資方針も定まっているので、あとは心意気!とばかりに、投資先/資産額のチェックや読書をしたりなどですが。

ところで、「バビロンの大富豪」…繁栄と富と幸福はいかにして築かれるのか…という本を最近読んだのですが、1920年代初版のワールドベストセラーだそうです。

アーリーリタイアを志す投資家として、初心を忘れない!という意味でも、とてもためになった名著だったので、備忘録的に本について記事に残すことにしました。

目次

「バビロンの大富豪」何ら新しいことは書いていない

まずは読み終わった感想としては、何一つ新しいことは書いていないな…という感じです。

富を築くための7原則なるものが載っているのですが、

  • タネとなる元手を増やす
  • 必要経費と欲求を区別する(節制)
  • 貯めたお金は寝かさずに運用
  • リスク管理
  • 住まいの確保(家を買う)
  • 将来のための準備
  • 目的をもって常に勉強

と、どれも日ごろから心がけている項目ばかりです。

驚きなのは、富を築く法則として、今から3000年以上前の古代バビロンでも説かれていたということでした。

元手となるタネを作り、目標に沿ってリスク管理しながら運用して将来に備える。その間にいろいろなことが起こるだろうから、勉強は忘れずに。

と。

また、本には

  • 借金は返せるなら早く返す
  • 支払い能力を超える買い物はしない

など、これまた簡単なようで、現代社会でも出来ていない人がたくさんいるけど、とても大切なことも書いてありました。

この普遍的な法則を説いているからこそ、初版は100年近くも前の本ですが、今でも時代を超えたベストセラーとして書店に並ぶのですね。

繁栄と富と幸福はいかにして築かれていたのか…現代でも通用するその手法とは?

この「バビロンの大富豪」には、豊かになるため(お金に困らないようになるため)のとても具体的な方法も載っていました。

ある、借金のある男性のエピソードとして載っていたのですが、

  • 受け取ったお給料の1割を自分のために取っておく
  • 受け取ったお給料の7割を生活費として使う
  • 受け取ったお給料の残りの2割を借金返済に充てる

そして、自分にとっておいた1割がまとまった金額になったら、投資をしてそのお金にもお金を増やすために働いてもらう…といった手法でした。

割合の差はあるにしろ、これは私たち夫婦が実践している方法でもあります。

現代でも十分に通用する、とても普遍的な方法ですね。

というか、これ以外に、一般人がどのように富を築いていけばいいのでしょうか?

特許を書いて一発当てるだとか、宝くじに当選するだとか、自分でも知らなかったけど実は大金持ちの親せきがいて莫大な遺産を相続することになったとか…特殊な状況を除くと、上記のような方法以外に、確実に富を築く方法はないです。

愚直に積み重ねていった結果としてアーリーリタイアできるようになるハズ

最近、ブログやTwitterなどでアーリーリタイアに向けての進捗などを報告している方を見かけますが、金額の差こそあれど、手法はとても単純なものかと思います。

お給料をもらったら、その何割かで生活して、その何割かを投資に充てて…といった、とても単純な手法。

これこそが普遍的な富を築く方法なんだなと、本を読んで改めて認識しました。

私たちも、別にものすごく大金持ちになりたいとか言った野望はないのですが、アーリーリタイアという選択肢を増やしたいといった思いで投資を始めました。

なので今後もこの「バビロンの大富豪」の教えに従い、愚直に資産を積み上げていきたいと思います。

本格的に米国株式投資に参戦したのは2017年ですが、今後は明確な目標をもって投資に取り組んでいくので、ブログでも進捗を報告できればと思っています。

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