アメリカで不妊治療:IVF/ICSI(体外/顕微受精)から移植の流れ

前回、アメリカで不妊治療をしており、体外受精(IVF)の過程で採卵をしたと記事にしましたが、今度はアメリカで胚盤胞の移植をしたので、その時の記録を記事にします。

採卵の時の記録はこちら▲▲

目次

移植の前日の生活

前日は普通に生活。

移植が月曜日だったので、前日は日曜日だったのですが、ナースから色々と説明の電話が来ると思うから待ってて…と言われていました。

が、午後4時過ぎても来ず…。

ここは自分で確認するしかないと思い、日曜日ですがOn-callのナースに電話して状況を説明したら、その後すぐ別のナースから電話がかかってきました。

やっぱり忘れていたのかも。

でも、ここまで…やっと移植まで来たので、そんなことではめげないです。

移植当日の流れの説明を受け電話は終了。

この日は早く寝ようと思ったのですが、なかなか眠れませんでした。

移植当日の流れ

移植当日は月曜日でした。移植の時間は11時。病院へは準備のため10時15分に来てねと言われていました。

そして移植の時は膀胱をいっぱいにしていかないといけないのですよね。

なので、朝は9時頃お手洗いに行ってそのあとはお手洗いの利用は避けてと言われていたので、その通りに。

あと10時に水を16oz(約500mlペットボトル1本)一気飲みして、そのあともう一本16ozのボトルをちょびちょび飲んでて…と、指示をされました。

膀胱をいっぱいにしておくというのは日本でもアメリカでも共通のようですね。

10時15分に病院到着

病院に着いたらまずは採血をしました。

そのあとは採卵でも来た病院のベッドのある部屋に案内されて、ガウンに着替えました。

実際のベッドの様子▼▼

ベッドの上では採卵の時と同じように色々とコンセントフォーム(同意書)にサイン。

そのあとは500mgのモートリンと5mgのヴァリウムを飲んで準備完了。

お薬は詳しくないですが、モートリンは鎮痛剤との認識で、ヴァリウムは調べてみたら”不安や緊張に対する治療のほか、筋肉を弛緩させる目的でも用いられる薬物”とありました。Valiumとは

薬を飲んで準備が完了するといよいよ施術室に案内されました。

施術室に入ると、看護師さんがまず超音波で膀胱の様子をチェック。

その後培養士の方が入ってきて、今日移植する胚盤胞の説明をしてくれていたようなのですが、なんだか(緊張で)意識がだいぶ違うところにいたみたいで、あまりよく覚えていませんでした。

その後いよいよ先生が入ってきて、実際の移植へ。

移植の際、先生が「動画撮っとく?」と聞いてくださったので、今回で最後になりますように…(もう移植の動画撮るチャンスは訪れませんように…)との願いを込めて動画に残すことにしました。

スマホを看護師さんに預けて撮ってもらいました。(後で確認したらブレブレだったので、やっぱ自分で撮れば良かったかな…と。でも良い記念になりました!)

移植自体は本当に早くて、ものの5分程度で終わったかと思います。

ちなみに、今回移植してもらった胚盤胞のグレードは5AAとのことなので、今ある胚盤胞の中でも一番見た目がよいものを移植してもらいました。

移植の後は20分ほどそのまま施術台の上で休みました。

その後看護師さんが再び入ってきて、トイレにいってから帰路へ。

帰る前に、移植した胚盤胞の写真と、胚盤胞を入れたときの子宮のエコーの写真をいただきました。

これが赤ちゃんになるかもしれないのか…と感慨深かったです。そもそも、体外/顕微受精をしていなければ、卵時代をみることができないのですよね…。

移植後(BT0)の生活について

移植当日はなるべく1日足を上げて休んでいるようにとの指示がありましたが、午後に4つ5つ会議が入っていたので、しょうがなくそこはこなしました。

そのほかは特に指示はなく、今まで飲んている薬(Prenatal Vitaminsや葉酸、低用量アスピリン、そのほかホルモン値にあわせて処方された薬など)の服薬は続けるようにとのことでしたが、過度な運動をしなければ、安静にしていなければいけないという事もないそうです。

ただ、足を上げておいて…というアドバイスはあったので、仕事中もデーンと机に脚をのせて、キーボードを膝のところまで持ってきてお行儀悪く仕事していました。

そのほかは特に特別なことをしたわけでなく、普通に仕事して、普通にご飯食べて普通にシャワーをして寝ました。

ヴァリウムを飲んだからなのか、やたら眠かったのを覚えています。

このような感じで移植は終わりました。

私の病院では移植後のアポはBT2とBT14です。BT2だとさすがに何も発見されないかと思いますが、BT14だと次の生理の予定意向なので、BT14まで生理が来ていませんように…と、今はただただ願うだけです。

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