グリーンカード申請プロセス:USCISから音沙汰ない時にしたこと2つ

アメリカのビザを取得するのは年々大変になってきていると聞きますが、私たちも今まさにアメリカの永住権ビザ(グリーンカード)を申請中…

USCISからの返事を待つ日々を過ごしています。

そして今回はグリーンカード申請中、あまりにもUSCISから音沙汰がない時にできることについて、記事にしたいと思います。

※2018年、無事グリーンカードが発給されました。

参照:アメリカ永住権:雇用ベースグリーンカード各プロセス所要日数【完】

目次

e-Inquiryを送る

image

e-Inquiryとは、USCISが提示している、いわゆる「待たなければいけない期間」を、大きく逸脱していて、あまりにも長い期間、USCISから何もアクションがない時に使える「お問い合わせサービス」です。

グリーンカードの待ち時間は人それぞれですが、大体ケースごとに「これぐらい待ち時間があります」というのが、毎月発表されているので、その表を基に、自分のケースだけやたら長くかかっている…と思ったときには、e-inquiryから「どうなっていますか~」と問い合わせをしてみるのも一つの手です。

問い合わせ方法

問い合わせの方法は簡単で、USCISの公式ホームページから、フォームに必要な情報を入力して送信するだけでOK。

必要な情報は、

  1. Receipt Number(申請書の受領番号)
  2. A-Number(外国人にあてがわれる番号)
  3. ビザや許可証などの申請日

などなど、そのほか名前や住所などの連絡先等、基本情報があればできます。

問い合わせの最後に返信予定の日付が教えてもらえる

image

必ずしも、この期日までに返信します…というものではないようですが、目安として、「このお問い合わせ案件について、いついつまでに返信します!」というところまで、教えてもらえます。

私の周りでは、返信予定期日はあくまでも目安なので、期日が過ぎてからも返信待ち…ということもあるようですが…。

また、返信といっても、「まだReview中です」など、あまり最終的なビザ発給日にはあまり影響しないというか…e-inquiry自体、直接的な問題解決には直結していないかもしれませんが、それでも、「Review中である」ということが知れるだけ、良いかと思います。

USCISの返事待ちという期間は、本当に長くて、果たして私の申請書は戸棚の隅っこの方で忘れ去られてしまっているのではないか…、担当者が間違って申請書を捨ててしまったのではないだろうか…などという疑念が湧いてくるかと思うので。

ちなみに、私がe-inquiry経由で問い合わせをしたときは、返信予定期日を7日ほど過ぎてから「あなたのケースは”レビューに至るまでの順番待ち段階”です。」と来ました。

InfoPass経由でアポを取る

これも、私たちが実際に経験した「USCISへのアプローチ」法ですが、あまりにも待機時間が長くなった場合、「どうなっていますかね…」と、移民局のオフィサーに直接お伺いをたてる機会をいただけるのです。

ただ面接形式なので、最寄りのUSCISサービスセンターに出向かないといけませんが、アポは比較的簡単にとることができるので、やらない手はありません。

infoPass経由でのUSCIS面接アポの取り方

コチラも、USCISのInfoPass公式ホームページから、予約を受け付けています。

image

自分の住んでいるところの郵便番号を入力後、最寄りのUSCISサービスセンターなりの面接会場が表示されるので、そこで面接予約をします。

そして、空いている時間帯を選び、予約は完了。

本当に簡単です。

ちなみに、予約可能日時は、向こう14日間…2週間後までの日程となっているので、毎日1日ずつ予約可能日時が伸びていくことになります。

例えば、今日が月初め1日だとすると、その月の14日までの予約しかできないということです。(2日になれば、15日までの予約が可)

向こう14日間のタイムスロットがすべていっぱいな場合、次の日の朝、また14日後の新たな予約可能時間が表示されるようになるまで、待たなければいけません。

予約時に必要な情報

ここでも必要な情報は、e-inquiryの時の必要な情報とほぼ一緒ですが、

  • 名前/emailアドレスなどの連絡先
  • 誕生日
  • Receipt Number
  • A-Number

の他に、同行する方がいらっしゃるかという情報も必要になります。

ご家族の方と一緒にグリーンカードを申請している場合、一緒に行った方がいいかと思いますが、その場合は同行する家族の人数も入れて、申請しなければなりません。

また、英語での面接形式なので、通訳者が必要な場合は、通訳の同伴も認められているようです。

あまりにもUSCISから音沙汰がなさ過ぎて、直接出向いてでもアピールしたい!という時には、USCISへのアプローチとして、是非試してみるべき方法かと思います。

グリーンカード申請中、USCISからの返事待ちの期間は本当に長くて、とても精神的に疲れてしまいますよね…少なくとも私たちはかなり疲弊しています。

こればっかりは経験したことのない方や、待ちが必要のない方にはわからないことかもしれませんが、日々USCISからの連絡を心待ちにしつつ、現状耐え抜いて過ごしている方もたくさんいらっしゃるかと思います。

そんな方々の手元に(私たちも含め…!)、早くグリーンカードが届きますように。

<その他グリーンカード関連記事をもっと見る>

2 件のコメント

  • 質問があります。私も今グリーンカード申請中で、悶々と毎日ひたすら待っています。待たなければいけない期間とはどのように知ることができるのでしょうか。ご教示いただけたらとおもいまして。よろしくお願い致します。

    • yukoさま

      コメントをありがとうございます!
      グリーンカードプロセスは、今どこまで進んでいるのかが全く分からず、
      悶々と待つ日々…私たちもまさにそうでした。

      残念ながら、正確な「待たなければいけない期間」を知るすべはありません。
      ですが、私たちの場合は、Visa Bulletinをこまめに確認して、一応目安だけは把握するようにしていました。
      Visa Bulletin⇒https://www.uscis.gov/visabulletininfo

      また、各サービスセンターが発表している「Processing Time Info」というのも、目安にしていました。
      コチラは、今グリーンカードが発給されている人たちのPriority Dateはいつか…という情報が手に入ります。
      自分のPriority Dateと比べてみて、あまりにも自分のプロセスが遅れている…とお感じになれば、
      その後のアクションも決めやすくなるかと思います。
      Processing Time Info⇒https://egov.uscis.gov/cris/processTimesDisplayInit.do

      私の場合は、このProcessing Time Infoなどを確認したり、過去のケースを確認して、
      EAD発給があまりにも遅れていると感じたので、面接をしてもらえるように申請しました。

      グリーンカード申請中は悶々と待つ日々が続くかと思いますが、無事発給となることを願っています。
      この度はコメントいただき、ありがとうございます。
      今後ともよろしくお願いいたします。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください