現在申請中のグリーンカード…各プロセスの進行状況を、時系列にまとめています。
永住権申請中は待ち時間が半端なく長く、イロイロと気をもむことが多いと思いますが、私と同じく「まだかなまだかな…」とヤキモキしている方や、これから申請しようとしている方など、少しでも参考にしていただければと思います。
インターネット上には、国際結婚で米国市民の方と結婚して、フィアンセビザで入国、その後グリーンカードプロセスに入った方の話は結構あるのですが、H1-Bビザからの雇用ベースでのグリーンカードの話は、あまりないように感じます。
米国市民との結婚経由での永住権申請よりも雇用ベースでの申請のほうが、状況が複雑ですし、不確定要素も多く、不安も多いのではないでしょうか。
グリーンカードの申請は、配偶者の国籍や、個人の能力や収入(納税額)など、アメリカ社会への貢献度によって、申請者は詳細にカテゴリ分けされており、すんなり数か月でとれるのか、それとも数年~十数年単位で待たないといけないのか…など、イロイロと所要時間を左右する諸条件があるので、一般的な話はできないのは分かっているのですが、あくまでも、私個人の体験を綴ります。
目次
グリーンカード申請時のステータス
まず、申請時のステータスですが、私の配偶者はすでにアメリカ国内で働いており、私は第3国(母国(日本)でも、アメリカでもない…)に仕事の関係で滞在中でした。
そして、配偶者の持っているH1Bから永住権の申請を試みたので、主に申請するのは私ではなく、私の配偶者とその雇用主…。
私の立場としては、私の配偶者がH1Bをもって働いている会社(雇用主)を通じて永住権の申請をし、それが受理されれば、配偶者である私もグリーンカードがもらえる…という感じです。
ちなみに、グリーンカード申請のプロセス開始時のステータスはこんな感じ。
- 配偶者:H1Bビザ
- 私:ノービザ(アメリカ国内にいなかったので…)
もともとアメリカ国内で働いていた配偶者には、一人グリーンカードの申請を進めてもらい、I-140が受理される直前に、私もI-485/I-131/I-765の申請を始めました。
一般的に、雇用ベースのグリーンカードの場合だと、家族全員分同時に申請するのが普通なようですが、私たちは私自身の仕事の都合があったので、一人遅らせ、別々に申請することにしました。
担当弁護士の方によると、たとえ夫婦別々に申請したとしても、配偶者のI-140のApprovalが降りるまでに、追加で家族分も申請すれば、揃って同じくらいの時期にグリーンカードが受け取れる…とのことでしたので、私の申請は遅らせられるところまで遅らせました。
グリーンカード申請カテゴリ
雇用ベースのグリーンカードにも、申請者の特性により、かなり詳細にカテゴリ分けされており、グリーンカード発給の優先度もカテゴリによって、全然違います。
EB1~EB2~EB3…と、どんどん優先度が下がっていくにつれ、所要時間は劇的に伸びていくのですが、私たちの場合は、EB2のNIW(National Interest Wavier)でした。
グリーンカード取得プロセスタイムライン(随時更新)
プライオリティデイトを1日目として、何日目にどんなマイルストーンを経てきたのかを記しています。
- 2015年春、配偶者がOPTからH1-B取得
- Day 1 :配偶者のPriority Date
- Day 74 :配偶者の健康診断(+ワクチン接種完了)
- Day 159:配偶者の指紋採取
- Day 225:配偶者のEAD/APコンボカード受領
- Day 277:私のH4ビザ取得
- Day 305:私の健康診断(+ワクチン接種完了)
- Day 321:私のI-485/I-131/I-765申請
- Day 334:配偶者のI-140, approved
- Day 410:私の指紋採取
- Day 468:問い合わせ(e-inquiry経由)
- Day 492:InfoPass経由で面接申し込み
- Day 504:私のEAD/APコンボカード受領
- Day 524:追加書類リクエスト(RFE)が来た
- Day 539:追加書類準備⇒2回目の健康診断(+ワクチン)
- Day 602:配偶者のと私の…両I-485、”Approved”
- Day 610:グリーンカードが届いた!
準備段階を入れると、グリーンカード取得を目指してから3年弱で、無事取得できました。
グリーンカード申請中の方も、これからグリーンカード取得を目指して動き出す方も…「ただ待つ」というのは本当につらいかと思いますが、頑張りましょう。
※ここにあるプロセスの記録は、個人的な体験を書いています。また、私は法律家でも移民専門家でもないので…あくまでも参考程度に、よろしくお願いします。
各プロセス関連記事(随時更新)
~準備中~
追記①:EADの申請をしてから、75日以降経過しても、音沙汰がない場合は、どうなってるの~と、問い合わせることができるのですが(e-inqury)、私も先日してみました。
Receipt Number, A-Numberなど、基本的な情報が手元で確認できれば、e-inquiryの申請自体はインターネット上で簡単にできました。
追記②:※RFEで求められた書類を提出後、2週間後くらいにI-485のApprovedの通知が来ました!
トランプ政権下では、Rejectionレターを受け取ったケースの話もよく聞いていたので、うちは大丈夫かと心配していましたが、RFEからすぐ、無事グリーンカードを受け取ることができました。
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