「今」という名のうどん屋さんがデトロイトにあるのですが、そこが地元のアメリカ人に人気があるとのこと…
オーナーはアメリカ人のようですが、日本食から多大な影響を受けて、ジャパニーズにインスパイアされたフュージョンレストランを開いたようです。
アメリカ人に人気な日本食(インスパイアド!)レストランと聞いて、早速行ってみることにしました。
目次
IMA…店内はジャパニーズな雰囲気漂う異様な空間…
お店の外観はこんな感じ▼▼
赤煉瓦づくりのimaと書かれた建物と、その横のプレハブのような建物(イートインスペース)がレストランの全容。
レストランの場所は、デトロイト中心部からは車で10分ほどのミシガンアベニュー沿いで、お世辞にも雰囲気はいいとは言えませんが、ここら辺は話題のレストランが多数出展していて、今まさに復興中?というか、再開発を進めようとしているエリアのようです。
(お店の前のベンチにホームレスのおじさんが寝ていますが、スルーして)早速店内へ。
店内の様子はこんな感じ…▲▲隣のプレハブのようなイートインスペースものぞいてみましたが、結構席は埋まっていました。
カウンターの様子▲▲イートインスペースのすぐ横にはカウンターで仕切られた厨房。
カウンター下には大量のS&B食品のカレー粉が…▲▲
IMAのメニュー
一応、メインのメニューはうどん…っぽいです。
Noodlesと書かれたところには、うどんが並び、Riceというところにはどんぶり物が並んでいました。
そのほかにも、Snack&Shareには枝豆などのサイドディッシュ(アペタイザー)が並びます。
そして裏側にはお酒やソフトドリンクのメニューが▲▲
獺祭まである…▲▲
今回頼んだメニュー
今回は、フュージョンどんぶりに心惹かれつつも、一応「変なうどん屋さんがあるけど、行ってみない?」と言われてきたので、うどんを頼むことに。
鶏うどん(Tori Udon)と森うどん(Forest Udon)というのを頼むことにしました。
待たされること30分弱…うどんを頼んだのに、やたら遅くて、今から手打ちかっ!?とちょっとイライラが募ってきたころ…最初に出てきたのは鶏うどん。
ん…?ラーメン?を彷彿とさせるビジュアルでまずびっくり…、そしてスープを飲んでみて「あ、ラーメンだ。」と思ってさらにびっくり。
そして中にはやっぱりうどん。
無性にラーメンが食べたくなる味とビジュアルでした。
そしてさらに待たされること5分ほど。
こちらがフォレストうどん▲▲
Tori Udonよりもラーメン感が低くて、ビジュアル的にはうどんぽかったです。
でも、なぜかスープにローズマリーが浮いている…そして、スープの味もやっぱりハーブ系&キノコ類?海藻?そしてガーリックもちゃんと効いているようでした。
全体的に、すごく不思議な味。
Tori UdonもForest Udonも、普通の日本食レストランや日本で食べるうどんとは全然別物だったので、とても面白かったといえば面白かったですが、味は不思議系で…正直全体的な印象は微妙でした。
そして何よりも待ち時間!!にちょっとイライラ。
ちょうどお昼時で結構混雑していたから…と言われればそれまでですが、日本人が普通にうどん屋さんだよ~と言われて来て、こんな感じの待ち時間だと、ちょっとというかかなりイライラしちゃうかも…です。
しかも、うどん2人分が時間差で出てくるなんて…と、もうイライラを通り越してクスクス笑ってしまいました。
ただ、私たちが食べている途中も、若いアメリカ人カップルや家族連れ、友達数人のグループなどが入れ替わり立ち代わりお店に来ていたので、アメリカ人に人気!ということには間違いなさそうな客足…。
ということで、アメリカで、アメリカ人の好きな味付けにガッツリアメリカナイズされたうどんを楽しんでみるのもアリかな!という方にはお勧めですが、このレストランは決して「うどんを食べに行く」レストランではないと感じました。
IMAの場所
住所:2015 Michigan Ave, Detroit, MI 48216
ちなみにここ、Googleでのレビューはかなりいいです!(確認した時点では300人以上のレビュアーが居て、星は4.7つ…とても…驚くほど良いのです。)
でも、良いレビューを書いているのはほぼ全員アメリカ人だと予想されます。
アメリカ生活の記念にアメリカでしか味わえないうどんを食べに来た!と思って楽しみましたが、また行こう!とは思わないかな。
総合的には面白い体験でした。
コメントを残す