アトランタのコカ・コーラ博物館は大人も子供も楽しめるおススメ観光スポット!(World of Coca-Cola)

コカ・コーラ社本社があるジョージア州都、アトランタには、コカ・コーラの博物館「ワールドオブコカ・コーラ」があるのですが、アトランタで時間があったので、ちょっとそこに行ってみました。

目次

アトランタでワールドオブコカ・コーラ見学

入場料は大人17ドル+ジョージア州の税金がかかります。

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外のチケットブースでチケットを買い、さっそく中へ。

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入ってすぐ横にあるカウンターで、ミニコーラと館内地図をもらいました。

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館内地図は最初英語をもらったんだけど、すぐに日本語バージョンもあることに気づき、日本語バージョンもゲット!

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こーゆー外国語バージョンのパンフレットは、結構大きな企業でもテキトーに作っちゃっている場合が多いのですが、コカ・コーラの場合はぱっと見、結構ちゃんとした感じのつくり。

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さすが最高峰のマーケティングキャンペーン打つ会社だけあって、リーフレット1つとっても、抜かりがないです!

といっても…アトランタなんて本拠地だし…当然といえば当然でしょうが…。

それはさておき、ミニコカ・コーラを受け取ったあと、軽くコカ・コーラ博物館についての説明を受けるために入ったところが、すでにすっごいコカ・コーラ感!▼▼

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コカ・コーラファンにはたまらないのでしょう…

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たまたま課外授業で来ていた小学生たち(かなり賑やか)と終始一緒にめぐることになりました▲▲

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子供たちめっちゃいっぱい▲▲

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上も下も横もどこもかしこも…見渡す限り、コカ・コーラです!

コカ・コーラのプロモーションビデオ鑑賞…

次の部屋では、シアターのようになっていて、ショートビデオを見ました。

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最近のコカ・コーラにありがちな、「感動モーメントとコカ・コーラ」的なマーケティングテーマです。

ビデオが終わると、いよいよ展示場への入場▼▼

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コカ・コーラグッズや歴代広告/ポスターであふれる館内

コカ・コーラ社の歴史を、歴代のマーケティングポスターなどと一緒に振り返る感じなのですが、初期のマーケティングはもっぱら、そのユニークな「コーラの味」にフォーカスしていました。

もともと薬屋が作って、薬屋が販売していたというコカ・コーラの歴史をたどりながら、みんなの関心ごと…「シークレットフォーミュラ」(秘密のレシピ)についても、どのように「コーラの味」が誕生したのか、薬屋で売られていた飲み物が、どのように大衆に受け入れられるようになったのか…などなどについて語られている展示コーナーがありました。

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これは、どのようにコカ・コーラボトルが、今の形状に進化していったか…など、ボトルの形状についての展示の一部です▲▲

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それとか…コカ・コーラにまつわる都市伝説なども、まとめられていました。

例えば…

第二次世界大戦中、ロシア軍の大将が透明のコカ・コーラを個人的にリクエストしてきた!という話がある。なぜか?それは、ロシア軍の大将が敵であるアメリカの飲み物を飲んでいるとバレないようにしたかったためだ。

なんて逸話も載っていました。

唯一!紙に記されたシークレットフォーミュラが入っている金庫

1階の展示室の最後には、シークレットフォーミュラが入っている(とガイドさんが言っていた…)金庫がありました▼▼

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コカ・コーラ社のマーケティングの歴史

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個人的に一番面白かった展示物は、やっぱり歴代のマーケティングポスターやグッズ、キャンペーン資料など。

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創業時の薬屋さんだったところから始まって…▲▲

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いろいろなサインや標識はもちろん…

歴代のボトルなどの展示もありました。

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今でこそ、曲線が特徴的なオリジナルボトルですが、以前はやっぱりストンとした寸胴なかんじ…。

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コカ・コーラがまだ5セントだった時代の看板▲▲

また、コカ・コーラ社の私の印象は「マーケティング」の会社ですが、飲料業界の人にとっては「ボトリング」の会社でもあるようですね…かなり、ボトリングについての解説や展示物もたくさんありました。

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なぜか…こんな金型とか、めっちゃ惹かれます。

歴代の自動販売機▼▼

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日本のものも発見しました▲▲

前述ですが、コカ・コーラ社のマーケティング戦略は、「味」から、「楽しい時間」「大切な時間」など、ライフスタイル寄り(日常のワンシーンの中の”コカ・コーラ”)という感じにシフトしていきます。

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日本のポスター▲▲

コカ・コーラ贈り物用の化粧箱だなんて…今では考えられないですが、お中元にコカ・コーラを送っていた時代もあったのですね…

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日本のものはもちろん、いろいろな国のコカ・コーラ広告を見ることができて、面白かったです。

オリンピック公式スポンサー関連グッズ

コカ・コーラ社は、ここ最近ずっとオリンピック公式スポンサーなので、もちろん聖火リレーにも参加…

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歴代のトーチなど、オリンピック関連グッズが展示されていました。

その中でも私が気になったのはこれ▼▼

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毎回オリンピックのコレクターズアイテムとして、一部では熱狂的なファンがいる「オリンピックピン」です。

公式スポンサーなら、誰もがマーケティングアイテムとして毎回作るのですが…

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やっぱり各社センスって出るんですよね…コカ・コーラのかわいいのもたくさん…

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ちょっと全部集めたくなるような(全部集めるとボトル型になる)ピンバッジもたくさん展示してありました。

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歴代のマーケティング関連の展示物や、キャンペーングッズなどは、いろいろと勉強になりました。

世界のコカ・コーラ飲料

世界中の飲料の展示のなかには、日本のものもありました!

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ジョージア▲▲とか、アクエリアス▼▼とか…

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だいぶレトロな感じがするアクエリアス▲▲

そのほかコカ・コーラ社が世界で出している飲料の数々…▼▼

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瓶詰工場での瓶詰工程も見られる!

私はこーゆーところ、何時間でもぼーっと見ていられるのですが、コカ・コーラがどのように瓶詰にされて出荷されるのか…という工程の展示です。

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GEの機械で水の処理…

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シロップのタンク…ここにコカ・コーラの原液が…このタンク1つで何本分できるのでしょうかね…。

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ボトルにコーラが詰められるところ…▲▲本当に一瞬です!

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ボトルをチェックする機械もあったりして…

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機械が一生懸命動いている様がかわいくて仕方ない…。

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工場(特に製造業の組み立てレーン!)に導入されている機械萌えな方は、とても楽しいと思います。

私はとても楽しかったです。

コカ・コーラが創り出してきたポップカルチャーの展示室

あとは…最近の(私たちが知っている)コカ・コーラのマーケティングキャンペーンなど、コカ・コーラを取り巻くポップカルチャー関連の展示物もありました。

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コカ・コーラサンタのギャラリー▲▲や、コカ・コーラグッズで埋め尽くされたリビングの再現など…▼▼

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ほかにも、コカ・コーラで表現するポップアートの作品などもありました。

世界中のコカコーラ社製品の試飲コーナー

ここでは、60種類以上のコカ・コーラ製品が試飲できます。

コカ・コーラ社が進出している国と地域の製品いろいろあるようですが、それぞれ独自の製品の試飲ができるようになっています。

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Taste itというコーナーに、ファウンテンドリンクマシンがあります。

せっかくなので、全然飲みに行けそうにないアフリカのコーナーに来ました▼▼

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飲み物の名前から、どんな味なのか想像できないようなものを中心に飲んでいくことにしました。

ジブチの緑色ドリンク

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DJIBOUTI(日本語表記ではジブチ)という国の、Sunfill…すごく緑です。

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そしてまずかった…。

タンザニアのジンジャービア

口直しに、生姜好きな私はジンジャービアを飲んでみることに…▼▼

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タンザニアのジンジャービア、なかなかイケてます。

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調子に乗って、ウガンダのファンタ…

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これは失敗…▲▲

マダガスカルのドリンク…

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南国系で、トロピカルか?ココナッツか?と思ったら、これまた失敗…何味かは判別不能でした。

次に来たのは馴染みのアジアコーナー…

ん?馴染みの?ベジータベータ(日本)

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なんだか全然馴染みがないですが、とりあえず日本のなので、飲んでみることに。

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全然おいしくないです…炭酸すら入っていない感じのとても甘いシロップ…。

気を取り直して、最近よく行くラテンアメリカコーナーに来ました。

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ペルーはインカコーラ!

これはハズレなし!

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ラテンアメリカコーナーで私が一番好きなのは、インカコーラです。

ペルーに行ったら絶対飲まないとだめだよ!ペルー外では飲めないからね!ってペルー滞在中めっちゃ飲んだ記憶が思い出されます。

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ペルー外では飲めないと思っていたのに…こんなところでお目にかかるとは…なつかしさが一気にこみあげました。

そして、ブラジルはもちろんガラナ(グァラナ)

こっちも懐かしい味…!

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ところで、いつもブラジルで私が好んでいる飲んでいるガラナは、そういえばコカ・コーラ社の製品ではなかったのか…と気づかされました。(ロゴが違う!)

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このロゴのガラナ▲▲も見かけますし、たまに飲みますが…やっぱり私はいつもののほうが好きです。

いつも飲んでいるのはこれ▼▼

ドミニカ共和国のカントリークラブ

おいしいインカコーラとグァラナに気分を良くして、またわけのわからない(ラベルだけじゃ何味かさっぱりな)ものに挑戦。

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やっぱおいしくなかったです。

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次に来たのはヨーロッパ

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ドイツからはメッヅォミックス

なんてことはない…メッヅォミックスとは、ファンタオレンジをコーラで割ったものです。(私はファンタオレンジ多めが好き)▼▼

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ドイツに住んでいたころを思い出す味で、懐かしいですね…本当に。

わざわざ買わなくても、自分でコーラとファンタオレンジを混ぜればいいのですが(ただファンタとコーラを混ぜたものはシュペツィと呼ぶ…)コカ・コーラ社はそれを商品化したのですね…(メッヅォミックスは所謂シュペツィの商品名)。

ドイツ人はいろいろ割ったり混ぜたりするのが好きっぽくて、リンゴジュースも炭酸水で割ります。(それもアプフェルショーレと言って、レストランのメニューにも書いてあるのです。)

イタリアのビバリー!

なんだかシンプルにもほどがあるほど、シンプルなラベルですが、次はこれにしてみることに。

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私はこれが一番おいしかったです。

なんだかトニックウォーターのもう少し苦いっぽい感じです。

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勝手に名付けた”ラベルからは味が想像できないシリーズ”の中では、このイタリアのが一番おいしかったです。

気をよくしてスウェーデンの…もはや読めないのを飲んでみることに…

スウェーデンのBjare?

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ベリー系ですが、微妙…。

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最後は北米です。

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北米だけ3コーナーも用意されていました。

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結構種類あります…。

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…が、やっぱり北米のものに物珍しさは全くありませんでした。

 

もちろんコカ・コーラファミリーの試飲も可!

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日本ではレアな、グリーンコークも試飲できます。

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普段は、トニックウォーター以外、コーラなどの炭酸飲料を飲まない私ですが、この日はここぞとばかりにたくさん試飲しました。

いろいろと試飲したなかで、私のお気に入りは、タンザニアのジンジャービアと、イタリアのビバリー!

う~ん、日本のベジータベータなんて聞いたことない!ってのと同様に、タンザニアのもイタリアのも、あまり有名じゃない可能性がありますが、今度この2か国に行くことがあったら、探してみようかと思います。

一番楽しかったコカ・コーラ社CM上映

試飲ができるところの横に、このようなオープンスペースがあり▼▼、そこではずーっとコカ・コーラ社の過去のCMを上映しているようでした。

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試飲も楽しかったけど、ここが一番好きだったかな…。
コカ・コーラのCMには根強いファンも多いようですが、コカ・コーラのマーケティングはやっぱり世界最先端なのではないでしょうか…コカ・コーラ社が進出している国々のCM上映は大変勉強になります。

一通りCMを見終えてCMシアターを脱出後、下を見下ろすと”しろくま君”が…

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余談ですが、時間帯によってはコカ・コーラのメインキャラクター「ポーラーベア」(しろくま君)と、写真を撮ることもできるようです▲▲

4Dシアターでシークレットフォーミュラ(秘密のレシピ)に迫る

ここでもさらに”アメリカの教育番組”っぽい仕上がりになっているマーケティング映像を見ることになります。

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テーマは言わずもがな…またしてもコカ・コーラの秘密のレシピについて…。

どうでもいいかもですが…、眼鏡族な私には、ボール紙でできた4D眼鏡がしっくりこなくて、一苦労でした。

お待ちかねのコカ・コーラグッズお土産屋さん

最後はお土産屋さん▼▼

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出口手前にあります。

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コカ・コーラグッズの数々…アパレルからキッチン用品までいろいろありました!

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私自身、普段の生活では全くコカ・コーラ製品飲まないのですが、コカ・コーラマーケティングキャンペーンや会社自体は好きなので、楽しかったです。

館内に多くいた子供たちは、やっぱり試飲でかなり盛り上がっていました。

平日に行ったので、課外授業で来た子供たちがかなり目立ちましたが、大人でも楽しいです。

コカ・コーラ好きな方、マーケティングに興味のある方は、楽しめると思います。

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