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渡米して最初の「小さいけれど大きな壁」が、ガソリンスタンドではないでしょうか。アメリカは基本フルセルフだし、英語の画面は次々進むし、日本のクレジットカードは謎のZIPコード(郵便番号)を聞かれて使えないし…。私も最初の給油は、隣のポンプの人の動きを横目でチラチラ見ながらの挑戦でした。
この記事では、アメリカのガソリンスタンドの使い方を最初から最後まで、渡米したばかりの方向けにまとめます。
目次
基本は「フルセルフ」…でもニュージャージーだけは例外
アメリカのガソリンスタンドは基本的にセルフサービス。日本のセルフと違って店員さんの監視ブースもなく、本当に「全部自分でやる」スタイルです。ちなみにニュージャージー州だけは法律でセルフ給油が禁止されているようで、店員さんが給油してくれますそうです。
セルフ給油の流れは5ステップ

ポイントをいくつか補足します。
- ガソリンのグレードは3種類:Regular(87)/Midgrade(89)/Premium(91〜93)。数字はオクタン価で、日本のレギュラー・ハイオクに相当します。通常、普通の車はRegular(87)でOKですが、取扱説明書に「Premium required」とある車にはハイオクを。
- 緑のノズル=ディーゼルに注意:ガソリン車に入れると大変なことになります。「Diesel」と書かれたノズルには触らないこと。多分給油口の大きさが異なるので、ノズルが入らないことが多いかと思いますが、触らないのが一番です。
- 給油は自動で止まる:レバーを固定にしておくと、満タンになったらレバーが「カチッ」と外れます。日本と同じで、それ以上の継ぎ足しは不要です。
- 先に支払い、が大原則:ポンプでカードを最初に通すか、店内で前払いしないとポンプは動きません。

日本のクレカが使えない!?「ZIPコード問題」
ポンプでカード払いをすると、「Enter ZIP Code」と5桁の郵便番号を求められます。これはアメリカ国内発行カードの本人確認(不正利用防止)のためのもので、日本発行のクレジットカードだと照合できず、エラーになることが多いんです。渡米直後あるあるの筆頭ですね。対処法は3つあります。
- ①店内で払う(一番確実):レジで「ポンプ番号+金額」を伝える前払い方式。詳しくは次のセクションで。
- ②タッチ決済・モバイル決済を試す:Apple PayやGoogle Pay、カードのタップ決済だとZIPコード入力をスキップできるポンプが増えています。
- ③アメリカのカードを作ったら解決:SSN(ソーシャルセキュリティナンバー)取得後にアメリカでカードを作れば、自分のZIPコードを入れるだけ。クレジットヒストリー育成も兼ねて早めの発行がおすすめです。
また、ポンプでのカード払いにはプリオーソリゼーション(事前承認)という仕組みがあり、給油前に最大$175の仮押さえがかかることがあります(AARP)。実際の請求は給油額だけですが、デビットカードだと数日間残高が拘束されることもあるので、「明細に変な金額が!」と焦らないでくださいね。
店内前払い(Pay Inside)のやり方と英語フレーズ
ZIPコード問題の確実な解決策がこれ。手順は簡単です。
- ①ポンプ番号を覚えて店内へ:ポンプに大きく番号が書いてあります。
- ②レジで金額とポンプ番号を伝える:「Forty dollars on pump three, please.」(3番ポンプで40ドル分お願いします)でOK。満タンにしたい場合はカードを預ける形になる店もあります。
- ③戻って給油:指定額に達すると自動で止まります。
- ④使い切らなかったら差額返金:現金前払いで$40入らなかった場合は、もう一度レジに行けば差額を返してくれます。
レジの店員さんは慣れているので、緊張しなくて大丈夫。ポンプ番号と金額さえ伝われば成立します。
ガソリン代、少しでも安くするなら
アメリカはガソリン価格が店ごとに結構違います。我が家がやっているのはこの2つ。
- 価格比較はアプリで:GasBuddy(ガスバディ:周辺のスタンドの価格が見られる無料アプリ)やGoogleマップで、近隣の安い店をチェック。CostcoやSam’s Clubの併設スタンドは会員なら大抵最安クラスです。
- キャッシュバックアプリを併用:我が家は給油前にUpside(アップサイド:レシートやカード連携でガソリン代の一部が戻ってくる無料アプリ)でオファーを有効化してから入れています。どうせ入れるガソリンなので、戻ってくる仕組みは入れておいて損なしです。詳しくは以下の記事でどうぞ。
最後に:安全のための3つの基本
- エンジンは切る・タバコは厳禁:日本と同じ基本ルールです。
- 給油中は車に戻らない:冬場は特に、静電気が引火の原因になることも。ノズルの近くで待ちましょう。
- 夜間は明るい大きめのスタンドを選ぶ:ロードトリップ中の初めての土地では、明るくて人の出入りがある店が安心です。
まとめ
最初は緊張するガソリンスタンドも、流れさえ分かれば「停める→払う→入れる」の3動作。ZIPコードでエラーが出ても、店内払いという確実な手があると知っていれば怖くありません。給油をマスターすれば行動範囲は一気に広がります。次はぜひ、ロードトリップにも挑戦してみてくださいね。
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